バレー女子は韓国に惜敗! 復活の古賀紗理那!!ドミニカ共和国と決勝トーナメントをかけて第五戦にのぞむ!
初戦のケニア戦で右足首を捻挫した古賀紗理那(NEC)が復活。先発出場し、攻守で躍動した。
- NO.9709433 2021/07/31 22:34
バレー女子は韓国に惜敗 復活の古賀紗理那、スパイクに込めた悔しさ - 東京オリンピックは第9日の31日、バレーボール女子の1次リーグが行われ、日本は韓国に2―3で敗れ、1勝3敗となった。1次リーグは12チームが2組に分かれて争い、各組上位4チームが準々決勝に進む。
初戦のケニア戦で右足首を捻挫した古賀紗理那(NEC)が復活。先発出場し、攻守で躍動した。2、3戦目は欠場してスタンドから見つめるしかなかった分の悔しさをボールに込めた。故障明けと感じさせないほど、体重の乗ったスパイクを次々と決めた。
攻守万能なタイプで熊本信愛女学院高時代から「木村沙織2世」と将来を嘱望され、2015年ワールドカップで主力になった。しかし、16年リオデジャネイロ五輪前に調子を崩し、本番直前に代表落ちした。当時のチーム関係者によると、その年4月、故郷を襲った熊本地震で精神的に落ち込み、その後にインフルエンザにもなったことが原因だったという。
精神的に波があり、その後も主要大会でメンバーから外れたこともあった。「何度も悔しい経験をしてきた。五輪に出るため、勝つために取り組む」と次第に意識が高まった。中田久美監督は今年3月、「物事への考え方が変わり、芯の強さがコートの中で出てきた」と東京五輪後の未来も考え、古賀に副主将を託した。
かつて「お家芸」と言われたバレーボール女子で8チームによる決勝トーナメント進出を逃したのは、出場した大会では1996年アトランタ五輪の一度のみ。決勝トーナメントに進出できるかどうかは8月2日の1次リーグ最終5戦目のドミニカ共和国戦にかかる。エースに成長した古賀の右肩にかかる期待は大きい。
【日時】2021年07月31日 22:19
【ソース】毎日新聞